Jasmy(JMY)とは?取扱取引所や特徴、将来の価格の予想を詳しく解説【リアルタイムチャートあり】

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【JASMY/USD】リアルタイムチャート

Jasmy(ジャスミー/JMY)とは個人情報の分散管理を目的とした日本生まれの仮想通貨です。そのため、日本人のファンも多いコインだと言えます。

今回はJasmy(JMY)とは何か、又、買うことができる取引所や特徴、将来の価格の予想について詳しく解説していきます。

なお、国内の暗号資産取引所(仮想通貨取引所)ですと、BITPOINT(ビットポイント)で取り扱いがあります。

目次

Jasmy(JMY)とは?

そしてJasmy(JMY)を開発したジャスミー株式会社は消費者の個人情報を企業が収集し利用している現状を危惧し、それに変化を加えるべく、個人データを本人が安全に管理する「データの民主化」を目的としてIoTに特化したプラットフォームやソリューションを提供しています。

なおIoTは「Internet of Things」の略で、日本語で「モノのインターネット」と説明される言葉です。

IoTとは今までインターネットに接続されていなかった、さまざまなモノがネットワークを通じてサーバーやクラウドサービスとつながり、情報交換がおこなわれる仕組みのことを指します。

IoTはサービスに対する総合的な顧客満足度を高めることを期待されていますがそれと同時に利用する顧客の個人情報の流出のリスクが懸念されてきました。

現在、個人がサービスを利用する際には名前や住所などに加えて個人の好みや行動パターンなどの情報がパソコンやスマホそしてIoTデバイスを通じて企業に収集されています。

自分の個人データを企業がどのように利用しているのかわからないことによる心配や不信感そして情報漏洩によるプライバシーの侵害に対して不安を覚える人も多いのではないでしょうか。

Jasmyは、個人情報を自分で管理できる仕組みと環境が作り出すことができれば、個人も必要以上に恐れることなくサービスに対して情報を提供することができ、さらに企業と個人が公平にデータのやり取りができるようになると考えています

企業にとってサービス利用者の個人情報は、サービスの向上や新たな顧客獲得のための重要な情報となりますが、個人情報が増えるほどデータ管理に関するリスクマネジメントが重要になってきます

「進研ゼミ」などを運営する通信教育の最大手企業であるベネッセコーポレーションは2014年にグループ会社に当時勤務していた派遣社員による顧客名簿の持ち出しにより、約3,500万件もの個人情報が漏洩するという事件に直面しました。

ベネッセはこの事件により謝罪金や謝罪広告費などに合計で260億円以上の損失を出しています。

このような個人情報の流出事件は日本だけの問題ではありません。

SNSプラットフォームの大手Facebookは2018年にハッカーからの攻撃を受け、5,000万人の情報流出の可能性が判明。

米連邦取引委員会はFacebookに対して情報管理が不十分であったとして約50億ドル(約550億円)の罰金の支払いを命じています。

残念ながら企業の顧客情報の漏洩のニュースは近年、珍しいものではありません。

企業は管理する個人情報が多くなるにつれ、情報流出に対する防止策やハッカーの攻撃に対抗するセキュリティ対策の強化が必要になってきます。

なぜなら企業にとって顧客情報の流出は多大な金銭的損失だけではなく、社会的な信頼も大きく失うことになるからです。

そのため企業はセキュリティ強化のため、さまざまな対策を講じ高いコストを負担しています。

個人情報に関わる課題に対してJasmyは「分散」が解決のカギになると考えています。

Jasmyのプラットフォームでは分散管理の手法で個人が自分のデータを管理し、第三者への情報提供に際して自身の判断で選択できる環境を提供することが可能です。

本日のJasmy(JASMY)の時価総額や価格、市場占有率【2023年2月28日時点】

Jasmy(JMY)の価格や時価総額、仮想通貨市場における時価総額ランキングについては下記の表のようになっています。

仮想通貨(暗号資産)名称 JasmyCoin
単位(ティッカーシンボル) JASMY
価格(2023年2月28日時点 以下項目も同じ) 0.73428149円(0.006030ドル)
時価総額 34,929,770,320円
時価総額占有率(仮想通貨の総時価総額に占めるJASMYの割合) 0.027%
時価総額ランキング 131位
上場以来の最高価額(ATH) 4.79USドル
市場流通量(循環している供給量) 47,569,999,999JASMY
JASMYのHP オフィシャルHP
JASMYの公式Twitter Twitter
2023年2月28日現在

Jasmy(JMY)の買い方

Jasmy(ジャスミー/JMY)の購入方法は以下の手順で手続きを行いましょう。買い方は非常に簡単で、時間はかからないでしょう。また、Jasmyなどの仮想通貨の売買は多くの企業が禁止する副業に該当しないので、購入しても問題ありません。

  1. BITPOINT(ビットポイント)で口座開設する(無料で口座開設可能です)
  2. 銀行口座からBITPOINTの暗号資産口座に振込入金を行う
  3. BITPOINTの口座にホームページからログインする
  4. ログイン後、Jasmyの価格が自分の購入したい価格帯にあるか必ず確認し、理想価格であれば必要数量を購入する

Jasmy(JMY)の将来の価格の予想

ここではJasmy(JMY)の将来の価格の予想に関して説明したいと思います。以下の4つの点から考えると、Jasmy(JMY)の価格は今後に大きく上がるかもしれません。

開発の進展と知名度の上昇

Jasmy(JMY)は日本の国内で上場しているとは言え、まだまだ知名度が高いとは言えないでしょう。

ジャスミンIoTプラットフォームの開発の進展に関する大きなニュースが出てきて話題となったりすれば、知名度と人気が高まり、より多くの投資が参入するので、今後の価格が上がることが予想できます。

一時は詐欺ではないかと騒がれたコインでもありますが、実際には相場操縦などは行われてないとアナウンスされ、開発も進んでいるので、そこは安心しても良いのではないでしょうか。

エイダ(ADA)なども当初は同じように怪しいと噂になりましたが、結局は仮想通貨の中でも大型銘柄となっているので、Jasmy(JMY)もそうなって欲しいですね。

新たな取引所への上場

新たな取引所への上場は、Jasmy(JMY)をより買いやすい環境を作りますし、話題にもなるので、そういったことになれば価格は上がると予測されます。

新規上場のニュースが出た時のために購入できる体制を整えておくことは非常に重要だと言えるでしょう。結局のところ、新規上場の際に購入できるようにするために、複数の取引所を持っている投資家が、仮想通貨投資では強いとも言えるでしょう。

仮想通貨市場全体への資金流入

仮想通貨全般に言えることではありますが、仮想通貨市場は、ビットコイン(BTC)の価格の推移に大きく影響を受けます。

したがって、BTCが急騰すると、アルトコインであるJasmy(JMY)はそれ以上の暴騰をする可能性があります。もちろん、反対に暴落のリスクもあるのが仮想通貨ではありますが。

長期的には、BTC価格も上がっていくとう予想が多いので、Jasmy(JMY)の価格も同様に伸びる場合には、BTC以上の割合で価格を上げることになるのではないでしょうか。

BTC価格が倍になるうちに、Jasmy(JMY)の価格は何倍にもなり20円や30円を超えて100円近くなる可能性もあるでしょう。事実、過去最高価額は円ベースで3桁なので、無理な金額ではないでしょう。

過去最高価格との乖離から起こる反発

JASMYのチャート

Jasmy(JMY)のチャートを見るとわかるのですが、2021年5月から6月にかけて、非常に大きな暴落に見舞われたコインです。

開発チームが売り浴びせをしたという噂もあって、2021年の後半に他の仮想通貨が伸びる中でも、Jasmy(JMY)はあまり伸びませんでした。

反対に言うと、過去最高価額からの乖離が非常に大きいので、ポジティブなニュースが出て、Jasmyの有用性に回りが気が付いたタイミングでは、驚異的に価格が上がると予想できるのではないでしょうか。妙味のあるアルトコインだとは思われます。

Jasmy(JMY)の歴史

Jasmyはソニー株式会社で社長の経験もある安藤国威(あんどう くにたけ)氏が2016年に設立したジャスミー株式会社によってリリースされたERC20規格のトークンです。日本人が開発した仮想通貨と言うことで注目を集めました。

「ERC-20規格」とはイーサリアムのブロックチェーンと互換性を持つトークンを作るための共通規格です。

ジャスミー株式会社は現在、安藤氏と同じくソニー出身の佐藤一雅(さとう かずまさ)氏が代表取締役社長として指揮をとっており、安藤氏は代表取締役としてジャスミー株式会社に関わっています。

仮想通貨としてのJasmyはコインベースやバイナンスなど海外取引所での取り扱いがありますが、日本国内では2021年10月にBITPointに上場しています。

ちなみに2021年12月に北海道日本ハムファイターズのBIG BOSSこと新庄剛志監督がBITPointのブランドアンバサダーに就任していますが、契約金の一部が仮想通貨Jasmyで支払われることになっているようです。

まだまだ歴史が浅い仮想通貨ですので現在のところJasmyを取り扱っている国内取引所は「BITPoint」のみになりますが、今後のJasmyのプロジェクトに発展があれば国内の他の取引所での取り扱いも期待できるのではないでしょうか。

Jasmy(JMY)の特徴は?詳しく解説

ブロックチェーン技術とIoTを組み合わせた独自のブロックチェーンプラットフォーム「Jasmy Platform」ではユーザーが個人のデータを安全に保管、管理することが可能です。

Jasmyには「SKC」「SG」といわれる2つのコアサービス(主要なサービス)があります。

ここからはJasmyの特徴である2つのコアサービスについて詳しく解説していきます。

SKCが個人情報を管理

SKC(Secure Knowledge Communicator:セキュア ナレッジ コミュニケーター)とは個人のデータを本人だけが制御、管理、追跡ができるプラットフォームのコアサービスです。

SKCには3つの機能があります。

  1. Jasmy独自のブロックチェーンを利用する際の本人認証と登録機能。(KYC機能)
  2. 安全に個人データをスマホやブロックチェーン上に分散管理・蓄積する機能。
  3. ユーザーが自身の個人情報の受け渡しについて許可したり、受け渡し後の情報の追跡ができる機能。

従来までは企業が提供するそれぞれのサービスに対してユーザーは個別のIDを作成、管理する必要がありましたが、Jasmyが提供するプラットフォームを利用すれば自分独自のIDを利用して様々なサービスの利用や取引をおこなうことが可能になります。

JasmyはこのSKCを土台として「ジャスミーパーソナルデータロッカー」を開発。

ジャスミーパーソナルデータロッカーの主な機能は下記の4つです。

  1. 個人情報を自分自身で蓄積し、安全に保管管理することができる。
  2. 個人情報のなかで自分の意志で選択したデータのみを第三者にその都度提供することが可能。
  3. 提供したデータの利用を追跡し、自身が意図しない利用を監視できる。
  4. 個人情報を匿名化して提供することも可能。

Jasmyは、パーソナルデータロッカーの機能をさらに進歩させ、個人データをパーソナルデータロッカーで安全に保管するだけでなく、データを有効に活用できる環境を提供することで、それぞれの日々の生活がより豊かなものになり、その結果、よりよい社会の発展にも貢献できると考えています。

Jasmyは個人の情報をAIなど最新の技術を利用して蓄積することにより個人個人の特性を表す最も価値のあるデータを作成し、その情報を有効的に活用することを提案しています。

Jasmyはこのデータが個人の問題解決や行動決定などの際に重要な情報となるという思いから、「プラチナデータ」と名付けました。

「プラチナデータ」構想にはITアウトソーシングサービスを扱う「トランスコスモス株式会社」や大手旅行会社のひとつである「株式会社日本旅行」などの企業が賛同し、ジャスミー株式会社と提携を行っています。

またJasmyはコンタクトセンター業界でのSKCの活用の可能性に注目しています。

コンタクトセンターとはコールセンターが電話による消費者対応をする拠点であるのに対して、電話だけではなくメール、SNS、チャットなどいろいろなコミュニケーションツールを利用して消費者対応する拠点を意味します。

コンタクトセンターサービス市場は今後、年間約9,000億円規模が期待されるといわれており、Jasmyはこの業界でのSKCの活用の可能性に関心を寄せてきました。

Jasmyでは顧客データの安全で効率的な活用を目的としてコンタクトセンターのためのDapps(分散型アプリケーション)の開発と商用化を目指して現在、プロジェクトが進められています。

SKCの機能を利用することにより顧客が個人データや利用履歴などのデータを本人がコントロールすることが可能です。

これによりコンタクトセンター側は顧客データを預かって管理する必要がなくなり、リスク管理のコストダウンが期待されます。

GSがIoTデバイスを管理する

JasmyのもうひとつのコアサービスであるSG(Smart Guardian:スマートガーディアン)を利用することにより、簡単にそして安全にIoT機器をブロックチェーンに登録することができ、持ち主しか使用できない環境を作り出すことができます。

またブロックチェーンと分散型ストレージの組み合わせにより、IoTに蓄積されるデータを安全に保管・管理することが可能です。

SGの主要な機能は下記の3つになります。

  1. SKC機能を活用して、ブロックチェーン上に登録された特定のIoTデバイスとそのユーザーを個人識別や本人認証なしで紐づける機能。Jasmyはこの機能をKYM(Know Your Machine)と名付けています。
  2. ユーザーによるデータの送受信や遠隔操作などの行動をIoTデバイスが安全に処理することができる機能。
  3. IoTデバイスが作り出したデータをJasmy独自のブロックチェーンと分散管理型のストレージによって、そのデバイスの所有者のみが安全に保管、管理そして利用できる機能。

顧客情報だけではなく社内の重要な情報の漏洩を防ぐため、社内で使うパソコンのセキュリティ強化に多くのコストをかける企業が年々増えてきています。

Jasmyでは企業が使用している社内PCのサイバーセキュリティ対策のため、SGをベースとした分散型ネットワークによる「Secure Enterprise Service」を開発しています。

Jasmyが提供する分散型ネットワークを活用したSecure Enterprise Serviceでは、対象となるPC内のメモリーにそのPCを使用する社員のKYC情報とKYM情報が書き込まれる仕組みです。

そして重要なデータは各PC内に振り分けられた分散型ストレージを利用し、安全に保管することが可能です。

またサーバーを経由せず複数のPCが直接データ共有をする、いわゆるP2Pの構造を採用しているのでファイルやメッセージの交換なども情報の流出やハッキングを心配せずにやり取りすることができます。

Jasmy(JMY)のまとめ

JasmyはIoTデバイスの個人情報の管理に特化した日本生まれの仮想通貨です。

IoTとブロックチェーン技術をかけ合わせて利用する独自のフラットフォームにより、個人情報を本人が安全な状態で分散管理する「データの民主化」の実現を目指しています。

Jasmyの2つの主要サービスであるSKCとSGは個人だけではなく、さまざまな分野の企業での活用が期待されています。

SKC(Secure Knowledge Communicator=セキュア ナレッジ コミュニケーター):個人情報を管理

SG(Smart Guardian=スマートガーディアン):IoTを管理

IoTデバイスの増加にともない家電を含む家庭内の機器をネットワークに連携させて、よりよい住環境を提供する住宅システムである「スマートホーム」が注目を集めています。

2025年には4兆円を超えると想定されているこの分野でもJasmyの技術の活用が期待されています。

またIoTやAIなどの技術を活用し、都市のインフラを効率化することで生活する人々の利便性や快適性の向上を目指す「スマートシティ」の構想でもJasmyのサービスの利用が期待できるのではないでしょうか。

現在はまだはっきりとした成果がでていない初期の段階ですが今後、Jasmyが提供するサービスを活用した成功事例が多く発生していけば、より多くの投資家の注目を集める可能性が期待できます。

日本生まれの仮想通貨ということもあり、投資家の注目が集まればBITPoint以外の国内取引所がJasmyの取り扱いを開始することも考えられます。

もしそのような結果になれば、Jasmyの価格の上昇も期待できるのではないでしょうか。

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