大学生が仮想通貨へ投資するメリットとデメリット、失敗しないための心得

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大学生が仮想通貨(暗号資産)への投資をすることに関してはメリットデメリットもあります。

それまでに仮想通貨以外の株式投資の経験などもないことがほとんどのため、注意深く投資を始めて大きな失敗を避けるようにして、少しずつ慣れていく必要があります。

まずは時価総額も大きくて、仮想通貨の中では比較的チャートの値動きが安定しているビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)あたりから

取引所にこれから上場するというコインを大学生に販売して、更にその大学生に友人を勧誘させるような悪徳な詐欺もあるので、そういった点にも注意しましょう。

投資家なら誰でも多かれ少なかれ失敗はありますが、その失敗が小さくなるようにリスクヘッジした上で、仮想通貨投資を通じて社会情勢などに詳しくなっていけるのであれば、大学生による投資はメリットが大きいと言えるでしょう。

もちろん、儲けることで経済的メリットを享受できるという部分もありますが、大学生の仮想通貨投資のメリットは、お金よりも知識経験という部分が大きいのかなと思います。

まずは、証券会社も持っているマネックスグループが運営する日本国内大手の暗号資産取引所であるコインチェックで口座開設してみるのがオススメですね。

目次

何歳から仮想通貨投資はできるの?

仮想通貨の取引をする大学生

大学生が仮想通貨取引をすると言っても、一体何歳以上だと仮想通貨取引が認められているのでしょうか。

2022年4月から「民法の一部を改正する法律」が施行され、成人年齢が20歳から18歳へと引き下げられました。

成人年齢が引き下がるということは、父母の親権に服さなくなるため、本人が自由に契約を結ぶことになりますから、仮想通貨取引に関しても18歳以上であれば自由に本人の意思で行うことができます。

ただし、暗号資産取引所(仮想通貨取引所)によっては年齢の制限が20歳以上となっているようなケースもありますので、各々の取引所の制限を確認して、取引を開始しましょう。もちろん、20歳以上の大学生であれば、国内のどこの取引所でも口座開設はできるでしょう。

※金融資産や投資経験に関しての審査はありますので、必ず口座開設できるわけではありません。

大学生が仮想通貨投資をするつのメリット

タクミ

大学生の内から仮想通貨(暗号資産)の取引をして、経済等に関する知識を深めておくと、それは将来に役に立つでしょう

みお

経済や政治について知っておくことで、どういった業界が今後伸びるかとか、そういったことがわかってきたりもしますよね

ここでは、大学生がビットコイン(BTC)などの仮想通貨やNFTに投資するメリットを4つ紹介したいと思います。

仮想通貨(暗号資産)への投資というと、「お金儲けをして億り人になるのが目的」という人もいますが、利益追求以外のメリットも多くあるので、そういった部分も重視していきたいですね。

政治や経済への関心を高め、知識を得られる

仮想通貨の長期的なチャートの価格推移を見るとわかるのですが、相場は、その時期の社会情勢、政治や経済の状況の影響を受けているのです。

つまり、仮想通貨投資をするなかで将来の価格を予想するには、政治や経済に関しても調べる必要があります。そういったファンダメンタルズの情報に触れることで、社会人にも負けないような知識を得られることになるでしょう。

消費者物価指数や雇用統計、為替や税金に関してなど、様々な分野の知識を獲得できるというメリットは非常に大きいと思います。

最先端の技術開発に触れて時代についていけるようになる

ブロックチェーンの仕組みやNFT、メタバースに関しても仮想通貨投資を通じて知ることができます。これも仮想通貨投資の大きなメリットでしょう。

こういった最先端の技術の開発は速いスピードで進んでおり、一般的にも普及していく可能性が高いと思います。

今現在大学生という人達は、まさにこういった技術で生まれたモノやサービスが溢れる時代を生きていくことになるのではないでしょうか。

又、仮想通貨自体を使った決済が行われる機会も増えていくのではないでしょうか。

そう考えると、仮想通貨に触れたことがない人は時代についていけなくなる可能性があるのです。

投資によりお金を増やすという実体験を得られる

大学生の時から投資によってお金を増やすという実体験を得られるのもメリットです。

日本では、労働してお金を稼ぐことばかりを考える人が多く、そこで稼いだお金は銀行に預金したままということが多いでしょう。

しかし、アメリカなどでは投資に回すお金も多く、結果的にお金を増やしていく人が多いのです。

投資で稼ぐことは何も悪いことではありませんし、物価上昇などへの有力な対抗手段でもあります。

少額で始めて収入を増やすことができる

ビットコイン(BTC)をはじめとする仮想通貨は1万円程度でも投資可能です。株式投資でしたら、何十万円、何百万円もないと買えない銘柄もありますが、仮想通貨の場合は、少額から購入できる銘柄がほとんどです。

そのため、大学生でも始めやすい投資であると言えるでしょう。

もちろん、株式よりは値動きが激しいので、そこは注意が必要ですし、リスクヘッジをしていきましょう。

大学生が仮想通貨投資をする場合の2つのデメリット

ここでは、大学生が仮想通貨投資をする場合の2つのデメリットについて説明します。

熱中し過ぎて大学の勉強がおろそかになってもいけませんし、又、勢いで大き過ぎるリスクが生じるような取引を行うことも避けたいですね。

あまりに仮想通貨投資にはまると勉強に集中できなくなる

仮想通貨やNFTへの投資にはメリットも大きいのですが、はまると勉強に集中できなくなってしまうことも考えられるでしょう。これはデメリットと言えるでしょう。

仮想通貨市場は24時間動き続けますので、いつもスマホで相場の状況を見ている状態になってしまうと、学業がおろそかになってしまいます。

大きな含み損を抱えたりしてしまうと、不安で不安で眠れなくなることもあり、これもまた大学の勉強の支障となるでしょう。

なくなっても精神的に耐えられる金額で投資を行うべきですし、リスクの高い草コインに一括投資をするようなことは避けた方が良いでしょう。

タクミ

仮想通貨とか株式投資にはまって留年してしまう学生もいると聞くけれど。。。
学生さんはまずは学業を最優先にした上で投資を行いましょう

リスクを知らずに始めると投資元本の多くを失う可能性がある

大学生の場合は、当然ながら投資経験がないというケースが多いでしょうから、投資のリスクについても詳しくないでしょう。

経験の多いトレーダーなどと市場で利益を取り合う場合には、やはり経験が少ない大学生は不利だと言えるでしょうし、ここはデメリットです。

このリスクをよく理解しないままにレバレッジを大きくした信用取引などを行っていると、大きな損失を出して、結果的に投資した元本の多くを失ってしまうようなことになりかねません。

そうなると、仮想通貨市場からは退場となってしまいます。ここまでくると大失敗ということになりますね。生活費まで投資してるような場合には、破産状態になってしまって親に助けを求めるようなことになってしまうでしょう。

最初は現物取引を行い、又、少額を投資することでリスクは低くしておきましょう。

ただし、「失敗なくして成長もなし」というのも事実で、小さな失敗は繰り返しても致命傷にならないですし、むしろ、将来への良い教訓となり、投資家としての成長にもつながるでしょう。

大失敗を避けることが大切なのです。

みお

学費とか生活費を投資に回すのは絶対にNGよっ!

大学生が仮想通貨投資する場合の心得・コツ

ビットコインを買う女子大生の画像

ここでは、学生がビットコインなどの仮想通貨に投資する場合の心得やコツについて説明します。リスクを回避して、大きな失敗を避けるようにしましょう。

生活費や学費からは投資しないこと

生活費で仮想通貨を購入するようなことは避けましょう。

学費に充てるための資金や奨学金に手を付けるようなことも絶対に避けましょう。これが最も重要な心得です。

投資は大きな利益を生むこともありますが、反対に損失を生むこともあります。損失を出せば生活費や学費が足りなくなってしまいます。

投資する元本を増やしてより多く儲けたいという気持ちは誰でもあるのですが、そこは欲をコントロールして、生活を破綻させたり、大学を退学しなくてはならないような事態は絶対に避けましょう。

信用取引はなるべく避ける

大学生で、しかもトレードが初心者の人の場合には、レバレッジをかけた信用取引はしないで、現物取引を行うようにしましょう。

レバレッジを2倍にすると、自分が思った方向に相場が動いた場合には2倍儲かりますが、反対の方向にチャートが動くと損失も2倍となります。

特に、ショートと表現されるポジションを取って価格が下がることを期待した場合において、反対に価格が暴騰した場合には、とんでもない損失を被る可能性がありますので、要注意です。

タクミ

信用取引では、あっという間に元本がなくなってしまうこともあるんだ。私もレバレッジをかけて空売りしてショートポジションを取ったままうっかり寝てしまって、100万円以上の損をしたことがありますけれど、信用取引はハイリスクですね。

みお

そんなことあったんですね!信用取引でレバレッジをかけるということは、損失も何倍にもなりますからね。

コツコツ分散投資するなど、大失敗しないためのリスクヘッジ手段を学ぶ

気に入った銘柄、将来性があるプロジェクトを持っている銘柄に一括で投資するのも悪くありませんが、毎月同額を購入するドルコスト平均法という投資法を取っても良いかもしれません。

コツコツ分散投資をすることで、その銘柄の取得費が平均化されますし、価格が落ちた時にはその分多くの数を購入できるので、リスクが少なく、又、着実に利益を出しやすくなります。

リスクの少ない投資方法を研究してみることも非常に重要ですし、長い人生で役に立つでしょう。

仮想通貨取引所以外の人づての情報に騙されないこと

タクミ

非常に残念なことだけど、学生を狙った詐欺の仮想通貨投資案件もあるようだから注意してくださいね。

みお

ほとんど投資経験がない人が多い学生さんを相手に詐欺をはたらくなんて、ほんと許せないですけど、そういう人もいるのは事実ですから、「絶対に儲かる」とか甘い言葉には気を付けてね

非常に残念なことなのですが、大学生に偽物の仮想通貨投資をさせて儲けるような詐欺もあります。

これから上場するコインがあるだとか、このコインは100倍になるだとか、そういった甘い言葉で近づいてきて勧誘してくるのです。しかし、そういった怪しい勧誘は無視してください。

最終的には、「友達を紹介してくれて、その友達が投資するといくらの手数料(紹介料)を支払う」などと言われるかもしれませんが、これもまた常套句なので注意しましょう。

必ず、自らコインチェックなどの有名な暗号資産取引所で口座開設をして、そこで自らオンライン上で購入してください。

仮想通貨取引所以外で勧誘されるような人づての情報は非常に危険性が高いということです。仲の良い友人に誘われた場合にも注意をしてください。

大学生でも48万円超の所得を稼いだ場合は親の扶養控除はなくなる

大学生で、税法上は親の扶養に入っている人は、所得が48万円を超えると、扶養控除の対象外となります。この点に関してここで説明していきます。

仮想通貨の利益が48万円を超えたら親に連絡をしておくこと

所得税法上の扶養親族になり、扶養控除を使うには、所得が48万円以下であることが要件となります。

仮想通貨売買の利益は雑所得という所得区分となり、「利益=所得」となりますので、その年1月1日から12月31日の利益が48万円を超えた場合には、親は扶養控除という税制上の所得控除を使えなくなるのです。

そうなると親の支払う所得税や住民税は増加することになります。

そのため、利益が48万円超となりそうな場合は、あらかじめ親に連絡を入れた方が良いでしょう。扶養してくれている親が給与所得者の場合には、年末調整書類を会社に提出する時期が10月末から11月であることが多いので、それまでには連絡しておいた方が良いでしょう。

※仮想通貨以外にも所得がある場合には、その所得との合計額が48万円を超えた場合は扶養控除を使えなくなります。

仮想通貨で稼いだら社会保険の扶養から外れるの?

みお

順調に利益が出て親の扶養を外れるのであれば、それは良いことだと捉えられますよね

タクミ

扶養を外れると言っても、税制上の扶養控除の対象外となっても、社会保険の対象であり続けられる可能性は高いですね。

大学生が仮想通貨で稼いだ場合には、親の社会保険(健康保険)の扶養からは外れるのでしょうか?

こちらに関しては、各々の健康保険組合により規定が微妙に異なるので、利益が出た場合には親に連絡を入れて、親の会社に確認してもらいましょう。

ただ、社会保険の扶養に関しては、過去ではなく、これから1年間の見込収入により判断されるため、投資の場合には利益が出るか損失が出るか不明であるため、そのまま扶養でいられる可能性が高いでしょう。

まとめ

大学生がビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨(暗号資産)の取引を行うことで、知識面などで大きなメリットがあることを説明すると共に、デメリットもあることをお伝えしました。

又、信用取引などは初心者は避けた方が良く、なるべく現物取引を行うべきでしょう。

リスクを小さくして仮想通貨投資を始めることは非常に良いことですし、ブロックチェーン技術が多方面で利用されるであろう未来に向けて、プラスに働くでしょう。

興味のある学生さんは、まずは有名どころのコインチェックなどで口座開設をしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、2022年4月1日の成人年齢の引き下げ後にすぐに口座開設年齢を18歳に引き下げたビットポイントは以下となります。知名度、銘柄数や取引量ではコインチェックの方が優勢ですが、ビットポイントの迅速な法対応などは素晴らしく、今後人気が高まる取引所だと思います。

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