Sleepagotchiはハーバード大学の学生がプロジェクトを立ち上げて、開発を進めている「Sleep to Earn」と呼ばれる、新しいタイプのNFTゲームです。
2022年初めに話題となった「STEPN」に代表される「Move to Earn」のような、ある行動をとることで稼げるアプリが流行しています。
そのため、新しい稼ぎ方が次々と登場しており、Sleepagotchiもそのなかのひとつです。
Sleepagotchiが正式リリースされるのはこれからですが、早くも国内外で注目が高まっています。既にプレイしていて、より多く稼ぐためにレベル上げを頑張っている人もいるでしょう。
今回はSleepagotchiとは一体何か、Sleepagotchiの特徴、Sleepagotchiの始め方、Sleepagotchiの稼ぎ方について、詳しく解説します。
寝て稼ぐSleepagotchiとは
Sleepagotchiは「Sleep to Earn」アプリで、NFTの仕組みが導入されています。
Sleep to Earnはその名の通り、睡眠をとることで対価となる仮想通貨を稼げる仕組みです。
現代人の睡眠時間はどんどん少なくなってきており、特に日本人の睡眠時間は先進国のなかでも少ないという調査結果が出ています。
Sleep to Earnは新しい稼ぎ方としてだけでなく、現代人の睡眠不足解消に役立つのではと期待されています。
Sleepagotchiは仮想通貨を稼げるというだけでなく、NFTアイテムを獲得することもできます。
Sleepagotchiには仮想空間の部屋「MetaRoom」があり、獲得したNFTアイテムをそこに飾ることができるのです。
つまり、NFTアイテムをコレクションにするという楽しみ方もできます。なお、Sleepagotchiは他のアプリとも併用できます。
日中はさまざまなMove to Earnゲームでしっかり稼いで、眠っているときはSleepagotchiで稼ぐことで、1日24時間を無駄なく稼ぐ時間に変えられます。
たとえば「DreamN」のように他のSleep to Earnのゲームと同時起動もできますので、併用できるアプリはどんどん使っていきましょう。Sleepagotchiは開発チームがとても優秀なので、今後の開発にも期待できるゲームです。
「Anton Kraminkin」はハーバードビジネススクールのMBAの候補生で、金融やマーケケットプレイス、暗号分野でチームを率いてB2CやB2Bの製品を提供した経験があります。
経営コンサルタントも経験しており、当時はプロダクトマネジメントやマネタイゼーション、戦略開発に力を入れていました。
「Alexey Korotkov」はiOSアプリケーションに特化したコンピュータヴィジョンエンジニアです。
iOSソフトウェア開発者の経験もあり、主にSwiftを使っていましたが、加えてObjective-Cの経験も豊富です。
このように、経験豊富な開発チームがSleepagotchiの開発に関わっていることが、Sleepagotchiの大きな強みです。最新情報などもSleepagotchiのTwitterで積極的に発信されているので、随時確認して稼ぐチャンスを逃さないようにして行きたいですね。
Sleepagotchiと同じSleep to EarnのNFTゲームですと、SleeFi(スリーファイ)も有名どころで、2022年から2023年中に人気がかなり高まる可能性があるでしょう。
SleepagotchiなどのSleep to Earnを始めるためには、NFTの購入が必要となるので、仮想通貨(暗号資産)の取引所の開設が必要になりますが、コインチェックで作成すると、送金も簡単にできますし、NFTマーケットプレイスもあるので、まずはコインチェックの口座開設をしましょう。
Sleepagotchiの特徴
Sleepagotchiにはどのような特徴があるのか、詳しく解説します。
睡眠をとるだけ
Sleepagotchiでやることは「ただ睡眠をとること」です。
睡眠をとるだけで仮想通貨を獲得できます。
SleepagotchiはiOSの「Apple health」と連携し、睡眠データを収集できます。
睡眠時間を収集するために必要なのが、「Apple Watch」や「Fitbit」などのウェアラブル機器です。
ウェアラブル機器を身につけると仮想通貨を効率よく稼ぐことができ、報酬が増えていきます。
Sleepagotchiはウェアラブル機器がないとできないかというと、そうではありません。
もし、ウェアラブル機器をもっていなくても、「睡眠モード」をオンにしておくと、少しではありますが仮想通貨を獲得できます。
STEPNのようなMove to Earnのゲームの場合、運動しないといけませんし、「GameFi」と呼ばれるゲームも苦手な人にとっては少しハードルが高いかもしれません。
しかし、Sleepagotchiで稼ぐために必要なのはただ寝るだけですから、運動やゲームが苦手な人にとっても取り組みやすいといえるでしょう。
ただし、Sleepagotchiで仮想通貨を獲得するには、NFTのキャラクターの保有が必須となっています。
現在までわかっているのは、Sleepagotchiの正式リリース時、NFTキャラクターは上限が10,000体になるということです。
NFTですので、今後、マーケットプレイスで出品される可能性があります。
仮想上の部屋
SleepagotchiにMetaRoomという自分の部屋をカスタマイズできるところがあります。
これは仮想上の部屋を作り、部屋の中に置くアイテムはすべてNFT化していますので、それらを自由に配置して自分の好きなようにインテリアできます。
ひとつひとつのNFTアイテムがバリエーション豊富になる予定ですので、カスタマイズ性は高いといえるでしょう。
「あつまれどうぶつの森」というゲームが大流行したように、日本人は自分の部屋のカスタマイズが好きな人が多いようですので、Sleepagotchiが持つこういった特性も受け入れられやすいことでしょう。
また、NFTアイテムはそれぞれレア度や能力値が違ってきますので、どのNFTアイテムを選ぶかによって報酬の獲得量に差が出てきます。NFTのレアリティやパワーがあり、これらが高い家具をMetaRoomに配置すると、より多くのSHEEPの獲得が可能となり、より多く稼げることになります。
Sleepagotchiは睡眠で稼ぐだけでなく、MetaRoomを披露する場になることでしょう。
NFTアイテムには「タイプ」、「モデル」、「パワー」、「ラック」、「コンボ」、「スーパーアトリビュート」、「レアリティ」といったそれぞれの特徴があり、これらをしっかり理解することはSleepagotchi攻略のために大切なことです。
タイプ
タイプはNFTのカテゴリーを表しており、ベッドやナイトスタンド、テーブル、ポスター、窓などがあります。
モデル
モデルは特定のタイプでのNFTアイテムのカテゴリ名称で、仮にNFTタイプが「ベッド」だとすると、モデルは「キングサイズ」や「ウォーターベッド」などになるといった具合です。
パワー
パワーはユーザーが1分間眠るごとにSHEEPがどれくらい獲得できるか計算します。
MetaRoomのなかで各アイテムのパワースコアを合計したとき、出てくるのがMetaRoomのパワースコアの合計です。
パワースコアは高ければ高くなるほど睡眠に対する獲得報酬が高くなりますので、ここをしっかり高めていくことは大切です。
ラック
ラックはレア度の高いNigthBoxの入手確率をアップしてくれます。
MetaRoomで各アイテムのラックスコアを合計して出てくるのが、その部屋のラックスコアです。
コンボ
コンボは異なるタイプの一部のNFTをマッチングしたときに追加報酬を得られます。NFT同士を組み合わせることで効果を生むといったイメージで良いですね。
スーパーアトリビュート
スーパーアトリビュートはMetaRoomのパワーやラックを増加させます。
レアリティ
レアリティはNFTアイテムの希少性を決めます。レアリティは獲得SHEEP数に影響するため、効率よく稼ぐためには、こだわっていきたいところです。
NFT獲得
Sleepagotchiでは毎朝ログインすることにより、報酬としてNFTアイテムが出てくる「NightBox」を獲得できます。
ここで獲得したNFTアイテムも、MetaRoomの中に自由に置くことが可能です。
NightBoxは6段階でレアリティが設定されており、CommonからSecretまであります。
NightBoxのレアリティに準じて獲得できるNFTアイテムのレアリティが変わってくる仕組みです。
また、アプリで設定した睡眠時間に近づいた睡眠をとったり、毎日コツコツと連続してログインをしていたりすると、レア度の高いNightBoxを獲得できる可能性が高まります。
NFTの希少価値が高ければ、資産価値が上がり、マーケットでの取引でも高値がつくことでしょう。
NFTアイテムはレベルが高くなるほど、パワーやラック、スーパー属性が高くなります。レベルは最小が「1」、最大が「7」です。
NFTアイテムのレベルを上げるためには、同じタイプやモデル、レベルのNFTの組み合わせを2つ作る必要があります。
NFTを2つ合成する場合、一方のNFTはバーンされ、もう一方のNFTがアップグレードされます。
NFTアイテムのレベル上げには一定量のSHEEPが必要です。
トークン経済
Sleepagotchiではトークン経済が回るような仕組みが取り入れられています。
一例として、睡眠による報酬、NFTアイテムのバーンでSHEEPを新規で発行し、NFTアイテムのレベルアップやNightBoxを受け取るときにSHEEPでの支払いに使うのです。
このようにSleepagotchi内でSHEEPが循環する仕組みを確立することで、SHEEPをアプリ内通貨としての価値を高めています。
さらにSHEEPと同じくNFTアイテムについても需要と供給のバランスを調整し、インフレやデフレ対策をおこなっています。バーンがなく、SHEEPが発行され続けると、インフレが生じて持続可能性が維持できないために、バーンという仕組みはSleepagotchiの経済圏においては非常に重要な要素なのです。
sleepagotchiの始め方
Sleepagotchiは現在、アルファ版がリリースされていますが、ここではSleepagotchiのアルファ版と正式リリース後の始め方について詳しく解説します。
SleepagotchiではNFTを購入するために仮想通貨が必要になりますので、仮想通貨取引所で口座開設していない場合は、まず口座開設をしましょう。
ビットコインやイーサリアムでの購入がメインになると予想されますが、両方とも世界中で最も使われている仮想通貨ですので、日本国内のどの仮想通貨取引所でもほぼ間違いなく取り扱われています。
最もおすすめできるのは、大手企業が運営している日本を代表する取引所であるコインチェックです。送金が簡単にできること、NFTマーケットプレイスがあること、取引手数料が0円であることを考えると、コインチェックの口座は必ず作成しておきたいところです。
アルファ版
アルファ版を始めるには、「SleepagotchiのDiscordに参加してレベルを15以上に上げる」、「Discordに3人招待して招待メンバーがレベル3以上になってサーバーブーストを使用する」、「公式サイトの順番待ちリストに登録して抽選を当てる」のいずれかを達成する必要があります。
Discordはゲームではありませんので、Discord内で会話をおこなうことでレベルが上がります。
Discordは英語が飛び交うのが普通ですが、Sleepagotchiに関しては日本語もありますので、割と簡単にレベルが上げられるでしょう。公式サイトでも、日本語に対応しているので、ボタン一つで翻訳されますので、日本人としては始めやすいNFTゲームですね。
他のユーザーを招待してレベルを上げてもらうのは結構大変ですので、自分のレベルを15まで上げる方が効率的かもしれません。
ただし、Discordで大量のコメントをすればすぐにレベルが上がるというものではなく、コメントも上限がありますので、Discordを頻繁にチェックしておく必要があります。
公式サイトの順番待ちを登録して抽選で当てることでも可能ですが、抽選時期や当選人数が不明なので確率は低い可能性が高いと推定しております。
アルファ版が終了した後、参加ユーザーはSHEEPの獲得量によってランクがつけられ、ランクによって受け取れる報酬が変わってきます。
アルファ版でトップになったユーザーにはオリジナルのNFTキャラクターとホワイトリストが付与されることになっています。
正式リリース後
Sleepagotchiの正式リリースは今のところ未定です。
開発状況によってリリース日が変わる可能性がありますので、公式サイトやSNSなどは定期的にチェックしておく必要があります。
Sleepagotchiの正式リリース後は、NFTゲームですので、次のようなプレイ方法になるでしょう。
まずNFTマーケットプレイスにてSleepagotchiで使用するNFTキャラクターを購入します。
次にSleepagotchiのアプリをインストールし、SleepagotchiにNFTキャラクターを転送します。
あとは睡眠時間を設定し、実際に睡眠をとるだけです。
Sleepagotchi内でSHEEPを獲得するには、NFTキャラクターを持つことは必須です。
NFTキャラクターはSleepagotchi正式リリース前後に販売開始されると予想されるので、ほしいNFTキャラクターをすぐに購入できるよう、仮想通貨を準備しておきましょう。
使用する仮想通貨はNFTマーケットプレイスで基本的によく使われている、ビットコインやイーサリアムになる可能性が高いと考えられます。
日本国内であれば、NFTマーケットプレイスも保有しているコインチェックの口座を持っておくと、NFT関連銘柄でチャンスをつかめる機会も多くなるでしょう。
コインチェックの口座開設方法はこちらのページで解説しています
Sleepagotchiの稼ぎ方・遊び方
寝るだけで稼げるSleepagotchiで楽しく、効率的に稼ぐにはどうすればいいか、詳しく解説します。稼ぎ方の基本は、就寝時刻と起床時刻を選択し、そこできちん寝たり起きたりしてアプリを操作するのみとなります。トークンやメタルームという考え方も稼ぐために必要なので、ここで説明していきます。
サラリーマンの方でも寝る時間で副収入を得られるがSleepagotchiなので人気が高まると思われまし、会社の副業禁止規定違反にもならないでしょうけれど、他人を雇って寝てもらって稼ぐような場合には、事業として違反認定される可能性はあるでしょう。仮想通貨やSleep to EarnなどのNFTゲームを行う人は、必ず下記の記事は確認しておきましょう。
Sleepagotchiの遊び方
Sleepagotchiのプレイは まず、目標の就寝時間と起床時間をともに設定し、自分が設定した時間どおりに眠ります。
起床時間として設定した時間に起きて、アプリを起動すればSHEEPやNightBoxが受け取れます。
つまり、Sleepagotchiでは自分が決めた睡眠スケジュールに従って眠り、SHEEPやNFTアイテムを獲得していく流れです。
Sleep to Earnという言葉どおり、睡眠時間が長くなればそれだけ獲得できる報酬も大きくなりますので、できるだけ長く眠るのがベストです。
Apple Watchなどのウェアラブル端末を着けて眠れば、SHEEPの獲得量は1.5倍に増加します。
Sleepagotchiでは連続睡眠時間を達成することで特別な報酬が受け取れます。
連続して4時間以上眠るとストリーク(連勝)となり、連続する日数によってストリーク数が貯まっていきます。
ストリーク数は4時間以上眠れなかった場合、そこで途絶えるので注意しましょう。
ただし、睡眠時間が4時間未満の日にSHEEPを消費すればストリークは維持でき、0にリセットされることなくストリークを継続できます。
Sleepagotchiで稼ぐには
SleepagotchiはSHEEPが獲得できるものの、稼ぐために必要なのはゲーム内で手に入れたNFTアイテムをNFTマーケットプレイスで売却して稼ぐのがメインになるでしょう。
SHEEPは今のところ、Sleepagotchiのゲーム内通貨としてしか機能する予定がありませんので、仮想通貨取引所では換金できないからです。ただし、将来的にはこの辺りが変わってくると思うので、先にSHEEPを稼いだ人が、非常に大きな利益を得る可能性があります。稼ぎ方が将来は変わってくる可能性が大いにあるということですね。
NFTアイテムはSleepagotchi内の仮想空間「MetaRoom」で設置して披露できますので、NFTアイテムの需要が高まっていくことが期待できます。
他のNFTゲームと同様、レア度の高いNFTアイテムはSleepagotchiでも取引が過熱するでしょうから、NFTアイテムに高値がつく可能性があります。
NFTアイテムはNightBoxで毎日獲得できますので、レアなNFTアイテムを獲得できるチャンスは多いでしょう。
Sleepagotchiのまとめ
今回はSleepagotchiとは何か、Sleepagotchiの特徴、Sleepagotchiの始め方、Sleepagotchiの稼ぎ方や遊び方について、詳しく解説してきました。
Sleepagotchiは寝て稼げるというその手軽さから、正式リリース後は参加者も増えて価格上昇することが期待できます。
STEPNなどのMove to Earnですと運動する必要があるため、運動が苦手な人はどうしても敬遠してしまいがちです。
しかしSleepagotchiはSleep to Earnの言葉どおり、睡眠をとるだけでいいので、だれでも気軽に始められるところが大きな魅力です。
Sleep to Earnは将来性に期待十分ですので、興味が出てきましたら早めに始めておくと先行者利益が得やすくなります。
Sleepagotchiを始めるにはNFTアイテムを購入しなければなりませんので、仮想通貨取引所での口座開設がまだでしたら、まずはコインチェックの口座開設をしましょう。こういったNFTゲームで稼ぐ場合には、早めに動くことで、将来に期待以上の利益を得られますし、そういったかたが仮想通貨(暗号資産)の世界では大きな資産を形成しているのです。