DMMビットコインについて
DMMビットコインはDMMグループを親会社とする仮想通貨の取引所です。
2017年12月12日に「東京ビットコイン取引所」を改名してDMMビットコインへとリブランディングされました。
DMMグループが運営していることから、高性能かつユーザーフレンドリーな取引ツールや、金融事業のノウハウを生かした堅牢なセキュリティなどに定評があります。
またDMMグループはDMM FXを展開していることもあり、DMMビットコインでもレバレッジ取引に力を入れています。レバレッジ取引で稼ぎたい投資家にも人気がある取引所だと言えます。
実際、現物取引ができる銘柄は13通貨です。2022年3月にイーサリアムクラシック(ETC)、モナコイン(MONA)、オーエムジー(OMG)、エンジンコイン(ENJ)、ベーシック アテンション トークン(BAT)が加わり、更に2022年6月にはトロン(TRX)が加わりました。更に2022年7月13日にジパングコイン(ZPG)も追加されて13種類の通貨となっています。
一方で、レバレッジ取引に対応している銘柄は20種類の通貨と更に幅広いラインナップです。2022年7月13日にジパングコイン(ZPG)が加わってます。現在は20種類となりました。
この20通貨という数字はレバレッジ取引の取り扱い銘柄数としては国内No.1だそうで、この点を高く評価する投資家も多いですね。
仮想通貨のFX取引をおこないたい人には相性のよい取引所だと言えるでしょう。もちろん、現物取引を行いたい初心者の投資家にも人気の取引所ですし、使いやすい現物取引画面となっているので評判も良いですね。
こちらでは、DMMビットコインの評判や口コミ、特徴やメリット、デメリット、取り扱い銘柄や手数料、安全性の高さについて解説していきます。
DMMビットコインの評判や口コミ
まずは、DMMビットコインの評判や口コミにどのようなものがあるのか見ていきましょう。他人の評価も取引所選択の1つの基準となるでしょう。
下記の良い口コミでは「DMMビットコインの口座を開設したこと。信頼性があること。アプリとPCで使用したところUI(ユーザーインターフェース/サイトの見た目や使いやすさ)がするする頭に入ってきて使いやすいこと。」といったプラスの評価がされています。やはり、使いやすさはトレーダーにとっては非常に重要で、この点でDMMビットコインの評判は良いですね。
下記口コミでは、口座開設で2,000円もらえるというキャンペーンのメリットについて書いてあります。一方で、デメリットにも触れていて、出金申請から着金までのタイムラグが挙げられています。これは、その時点での出金の混雑度合いにもよるのではないかと考えられます。ただ、半日でも早くお金が必要な人は、着金スピードが少し遅いことで、焦ったことがあるのかもしれませんね。
このほか、現物取引の暗号資産が少ないとマイナスの評価をする口コミもありますが、それは過去の話で、既に現物取引銘柄も他に引けをとらない数に増加していますので、その点はデメリットとは言えないでしょう。
DMMビットコインの特徴
DMMビットコインの特徴は以下の5つです。
- 高性能の取引ツール
- 少額から取引できる
- BitMatchという独自の取引手法
- レバレッジ取引が可能
- サポートが充実
順番に解説します。
高機能の取引ツール
DMMビットコインの提供する取引ツールは高性能だとされています。
DMM FXを運営していることから、取引ツールに関する高度な知見があるのでしょう。既に実績が多い会社が開発したツールを使用できるというのは大きなメリットだと言えるでしょう。
実際、4分割チャートやIFD注文・OCO注文といった高度な注文方法は、ほかの取引所では提供されていません。
一方で、機能が豊富すぎて使いにくい、というわけでもないそうです。機能が多いと難しいというデメリットが出がちなのですが、DMMビットコインは使いやすく、メリットしか感じないですね。
シンプルに取引できるSTモードと、自由にカスタマイズできるEXモードを切り替えることで、誰でも自分に合った使い方ができます。
FX取引の初心者はもちろん、経験者であっても十分に満足できる高性能な取引ツールとなっているようです。
少額から取引できる
DMMビットコインでは、少額であっても仮想通貨の取引が可能です。
少しずつ取引の練習を始めたい初心者にもメリットがある暗号資産取引所だと言えます。
最小取引単位は0.0001BTCとなっています。
現在の価格が1BTC=500万円とすると、最小取引可能額は500円となります。
「仮想通貨に投資してみたいけど、あまり大きな額を買うのはちょっと怖い」と感じている人にはうってつけと言えるでしょう。
まずは少額からでも取引に慣れていくとよいですね。
BitMatchという独自の取引方法
DMMビットコインではBitMatchという独自の取引方法が採用されています。
BitMatchとは取引所方式と販売所方式のいいとこ取りをした取引方法です。
発注後30秒間で買い注文と売り注文のマッチングをおこない、マッチングが成立した場合は両者が提示した価格の仲値で取引が約定します。
30秒経ってもマッチングが成立しない場合、販売所価格での約定となります。
販売所取引にありがちな高額のスプレッドを軽減しつつ、取引所方式で起こりうる取引の未約定を防ぐことができるのです。
仮想通貨の経験が浅い人でも安心して利用できる方法だと言えるでしょう。
レバレッジ取引が可能
DMMビットコインではレバレッジ取引が可能です。これはこちらの取引所の大きなメリットでもあります。
投資家保護の観点からレバレッジ取引を提供しない取引所も多いですが、DMM FXのノウハウを生かして高品質のサービスを実現しています。
レバレッジ取引に対応している銘柄も多く、ビットコインを含めて合計15種類のコインでトレード可能です。これだけの取り扱い銘柄数があることは、高く評価されています。
仮想通貨のボラティリティは株や為替よりも大きいため、レバレッジを効かせればより短期間で資産を増やせるかもしれません。
レバレッジ取引で効率的に資産を増やしたい投資家にとって、DMMビットコインはもっとも利便性の高い取引所だと言えます。
サポートが充実
DMMビットコインはサポート体制の充実も強みです。
365日いつでも問い合わせに対応しています。
仮想通貨のマーケットは24時間365日変動しているため、既存の金融機関のように平日しか問い合わせできないのでは、取引に支障が出てしまいます。
その点、DMM FXは仮想通貨の実態に合ったサポート体制を整えているため、安心して利用できるでしょう。
またメールだけではなくLINEでも問い合わせ可能な点も魅力です。困ったときにLINEで簡単に質問できるのは手軽で良いですよね。取引しながらLINEして回答を待てますし、親切な対応をしてくれるということで評判も良いですね。
あなたの使い慣れたチャットツールで気軽に疑問をぶつけられます。
初めての取引で不安な方にも推奨できる取引所です。
DMMビットコインを利用する際の注意点
一方でDMMビットコインには注意点もあります。
順番に解説していきます。
スプレッドが広い
DMMビットコインのスプレッドは他社とくらべて広い傾向にあります。
スプレッド率は公開されていませんが、3%以上のスプレッドが設定されていることも多いです。
スプレッドを軽減したい方はBitMatch方式で仮想通貨を購入するとよいでしょう。
現物で取引できる銘柄も増加中
DMMビットコインはレバレッジ取引に力を入れている分、現物で取引できる銘柄はレバレッジ取引銘柄ほどは多くはありません。
ここはデメリットと思われがちですが、そうではなく、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの主要銘柄はありますし、レバレッジ取引と比較して少ないだけで、現物銘柄が13銘柄まで増加しているので、かなり十分な数になってきており、他の取引所を今後抜いていく可能性も十分にあります。
なお、現物銘柄の取扱数が13銘柄となったのは2022年6月です。
DMMビットコインはレバレッジ取引をしたい人のみにオススメではないということにご注意ください。既に現物取引銘柄も早いペースで増加しており、多いのです。
取引所方式で取引できない
DMMビットコインでは取引所方式での購入はできません。
前述したように、取引所方式の代わりにBitMatch方式が採用されています。
BitMatch方式で購入すれば手数料の軽減もできますが、取引所方式ほど安くはならないと思われます。
何がなんでも取引所方式で取引して手数料を抑えたい人には非推奨です。
定期的なメンテナンス
DMMビットコインは毎週水曜日の12:00〜14:00までメンテナンスを実施しています。
メンテナンス中は口座開設も取引もできません。
そのためメンテナンス前にレバレッジ取引のポジションを持っている場合、メンテナンスが終わるまではポジションを解消できません。
水曜日の取引には十分注意しましょう。
とはいえ仮想通貨のマーケットは24時間365日動いているため、わざわざ水曜日のお昼にこだわって取引する必要はないかと思われます。
出金に時間がかかる
DMMビットコインの出金はほかの取引所とくらべて時間がかかる可能性があります。
日本円の出金は申請してから3営業日以内と規定されているからです。
資金が必要な際は前もって申請をしておかないと着金が間に合わなくなってしまうため注意してください。
DMMビットコインの取扱通貨について
DMMビットコインで取り扱いのある銘柄は次の20種類です。
ティッカー | 名称 |
---|---|
BTC | ビットコイン |
ETH | イーサリアム |
XRP | リップル |
BAT | ベーシックアテンショントークン |
QTUM | クアンタム |
XLM | ステラルーメン |
MONA | モナコイン |
XEM | ネム |
LTC | ライトコイン |
ETC | イーサリアムクラシック |
BCH | ビットコインキャッシュ |
OMG | オーエムジー |
XTZ | テゾス |
ENJ | エンジンコイン |
XYM | シンボル |
TRX | トロン |
ADA | カルダノ |
DOT | ポルカドット |
IOST | アイオーエスティー |
ZPG | ジパングコイン |
ビットコインやイーサリアムはもちろん、リップル・ネム・ライトコインなど2018年のバブル相場を牽引した銘柄や、テゾス・エンジンなど現在の主流テーマに関連する銘柄まで、幅広く取引可能です。
ただし、この20銘柄のうち現物取引ができるのは以下の13種類です。今後は徐々に取り扱い銘柄の種類数も増えていくのではないかと期待しています。
ティッカー | 名称 |
---|---|
BTC | ビットコイン |
ETH | イーサリアム |
XRP | リップル |
LTC | ライトコイン |
BCH | ビットコインキャッシュ |
XLM | ステラルーメン |
ETC | イーサリアムクラシック |
MONA | モナコイン |
OMG | オーエムジー |
ENJ | エンジンコイン |
BAT | ベーシックアテンショントークン |
TRX | トロン |
ZPG | ジパングコイン |
現物取引を希望する方は、自分の購入したい銘柄が存在するか注意しましょう。
DMMビットコインの手数料・スプレッド
DMMビットコインの手数料やスプレッドについてもまとめます。
取引所手数料
DMMビットコインには取引所方式が存在しません。
そのため取引所手数料については考慮不要です。
代わりにBitMatch取引の手数料がかかります。
BitMatch取引の手数料は銘柄によって異なります。
以下は各通貨の取引単位あたりの手数料です。
銘柄 | 取引所手数料 |
---|---|
ビットコイン | 37円 |
イーサリアム | 31円 |
リップル | 13円 |
ビットコインキャッシュ | 61円 |
ライトコイン | 22円 |
ステラルーメン | 4円 |
イーサリアムクラシック | 8円 |
オミセゴー | 11円 |
エンジンコイン | 5円 |
ベーシックアテンショントークン | 2円 |
モナコイン | 3円 |
一律で割合が決まっているわけではありません。
自分が取引したい銘柄・金額だといくらかかるのか、購入する前に計算してみましょう。
入出金手数料
DMMビットコインの入金方法は以下の2つが存在します。
- 振込入金
- クイック入金
どちらを利用するにしても入金の手数料は0円です。
ただし銀行振込の場合、振込手数料はユーザーが負担する必要があります。
また出金手数料は0円です。
借入手数料
レバレッジ取引における借入手数料も銘柄毎に個別設定されています。
以下は各銘柄の取引単位毎の借入手数料です。
銘柄 | 借入手数料 |
---|---|
ビットコイン | 36円 |
イーサリアム | 95円 |
リップル | 101円 |
ライトコイン | 56円 |
ビットコインキャッシュ | 16円 |
ステラルーメン | 27円 |
イーサリアムクラシック | 63円 |
テゾス | 754円 |
オーエムジー | 1,163円 |
エンジンコイン | 374円 |
ネム | 18円 |
クアンタム | 1,497円 |
ベーシックアテンショントークン | 156円 |
モナコイン | 211円 |
シンボル | 68円 |
これらはすべて注文の約定時に預託証拠金残高から徴収されます。
スワップ手数料
スワップ手数料とは、レバレッジ取引のポジションを決済せず翌日へ持ち越した場合に発生する手数料を意味します。
DMMビットコインの場合は朝の7時を基準としており、ポジション決済時にまとめて支払う方式となります。
その際に徴収される手数料は、1日あたりポジションの0.04%の金額です。
仮想通貨/入金手数料
DMMビットコインでは仮想通貨の入金に手数料はかかりません。
ただしマイナーへの手数料はユーザーが負担する必要があります。
仮想通貨/送金手数料
DMMビットコインでは仮想通貨の出金にも手数料はかかりません。
手数料コストを抑えたい投資家からは、こういった細かいところの手数料への気配りは高く評価されます。
スプレッド
DMMビットコインのスプレッド率は公開されていないようです。
また相場状況に応じてスプレッド率も変化するため、一概に「○○%」とは言えません。
ただしDMMビットコインのスプレッドはほかの取引所と比較して広めに設定されていることが多いです。
3%程度は常時かかるかと思われます。
あまりにもスプレッドが広いときはしばらく時間を空けて、タイミングを見計らうことが有効かもしれません。
DMMビットコインの口座開設の流れ
DMMビットコインの口座開設は以下の5ステップで簡単にできます。
- メールアドレスの登録
- 個人情報の入力
- 本人確認
- 携帯電話認証
- 郵送物の受領
1.メールアドレスの登録
公式サイトへアクセスしましょう。
「まずはメール登録!」まで画面をスクロール、メールアドレスを入力して送信ボタンを押下します。
登録したメールアドレス宛にメールが届くため、リンクをクリックしパスワードを設定すれば仮登録は完了です。
2.個人情報の入力
パスワード設定後、マイページにログインすると「本登録を行う」というポップアップが表示されます。
こちらをクリックすると名前や住所、生年月日など必須項目の入力が求められるため、指示に従って登録しましょう。
間違いがないか確認した後、「申し込む」ボタンを押せば個人情報の登録は完了です。
3.本人確認
最後に本人確認です。
本人確認書類として認められるのは次の4つです。
- 免許証
- パスポート
- 住民台帳基本カード
- 在留カード
もしくは以下のうち2つを用意できれば代用可能です。
- 保険証
- 住民票の写し
- 年金手帳
- 印鑑登録証明証
本人確認書類の画像をアップロードできたら「登録」ボタンを押下して、携帯電話認証に進みましょう。
4.携帯電話認証
SMSを利用して自分のアカウントと携帯を紐づけます。
電話番号を入力し「コードを発行する」ボタンを押すとその番号宛に6桁の確認コードが送付されます。
その確認コードを画面に打ち込み「認証する」ボタンを押せば本登録の完了です。
5.郵送物の受領
本登録完了後、3~4日後にハガキが到着します。
そのハガキには6桁の認証コードが記載されているため、そのコードをマイページに打ち込めば、口座開設の手続きは終了です。
さっそく取引してみましょう!
なお、DMM Bitcoinの口座開設方法・手順ではより詳しく、かつ、口座開設の登録画面の画像に沿って開設方法を解説しています。
DMMビットコインのセキュリティ(安全性)
DMMビットコインのセキュリティ(安全性)は非常に強固です。
DMMグループ傘下のため、これまで培ってきた金融事業のノウハウが存分に生かされています。
そのことは不正ログイン対策からもうかがえます。
DMMビットコインでは指紋認証・顔認証・声認証の3つのログイン方法が設定可能です。
もちろん二段階認証にも対応しています。
不正ログインを受ける可能性は限りなくゼロに近いと言えるでしょう。
また顧客資産も厳格に管理されています。個人情報をしっかり管理してくれる取引所は、安全性を重視してくれていると考えられるので、評価できますよね。
コールドウォレットと呼ばれるオフライン環境にユーザーの仮想通貨を保管しています。
インターネットと接続されていないためハッキングの被害を受ける心配はありません。
コールドウォレットから移管する際は二人体制で移すなど、ヒューマンエラーを避ける取り組みも設けられているのです。
セキュリティ面の心配をする必要は全くないと言っても過言ではないでしょう。
まとめ
DMMビットコインはアルトコインのレバレッジ取引をしたい投資家には自信を持っておすすめできる取引所だと言えます。
又、現物取引でも主要な銘柄は抑えていますし、使いやすい画面と評判なので、レバレッジ取引をしない人でもDMMビットコインはオススメできます。
何より、DMMという大企業が運営してくれているので、安全面にコストをかけるおとができるでしょうから、個人情報保護やハッキングなどの危険がないという点が大きいですね。
DMMビットコインの口座を作って、ぜひアルトコインのレバレッジ取引に挑戦したり、現物取引でビットコイン等を購入してみてはいかがでしょうか?